先日の記事で、本音を言う、そのやり方が書いてある本として、これを紹介しました。
この本では、「自分中心主義」という考え方が柱になっています。
私の母にも読んで欲しいと思ってすすめたら、「高度すぎてわかりにくい」とのことで、自分で別の本を探してきたらしく、逆にすすめられました。
こちらでは、「アサーティブネス」という考え方が柱で、「自分中心主義」とほぼ同じことを言っていると思うのですが、簡単で、実践的だと思いました。
相手に対して嫌だなと思った時についしてしまうパターンは「怒る、批判する」「だまる、我慢する」「遠回しに言う」の3つあって、いずれも気持ちが伝わらず、関係は良くならない、ということが書いてあります。
4つめの方法が、あるんですよ、というのが趣旨です。
この本の著者が代表をしている、アサーティブジャパンのホームページによると、
アサーティブネスとは、自分も相手も大切にした、誠実で率直で対等なコミュニケーションの方法論です。アサーティブネスの思想そのものは、1970年代のアメリカにおける人権擁護の思想と女性解放の理論を土台として発展してきました。それまで「セカンド」として自分を誰かの次においてきた女性たちが、自分のことは自分で決める、誰かのために生きるのではなく自分自身のために生きるということを、意識的に選択し始めたことが始まりでした。アサーティブネスは、私が私らしく生きることは基本的人権であるという思想なのです。
とあります。
しいたげられている人が、その権利を主張する方法として発展した、ということでしょうね。
現代の日本で、しいたげられている人はどういう人かって考えた時、女性とばかりは言えないと思いますし、お金のあるなしは「勝ち組、負け組み」なんていったりしますが、それだけでもないように思います。社会の構造があまりにも複雑で、単純に、こういう人がしいたげられている、とは言えない時代だと思います。
ただ、いつの時代も、「自分はOKだと思っている人(ポジティブな人)vs自分はダメだと思っている人(ネガティブな人)」の構図は存在するように思います。ネガティブな人は、ポジティブな人にしいたげられている、と言えると思うのです。
自分はネガティブだ、と思っている人には、ぜひ読んで欲しい本です。